マタイ21・1-11 |
主の名によって来られる方に、祝福があるように。 |
マタイによる福音 |
21・1イエスの一行がエルサレムに近づいて、
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第一朗読 |
イザヤ50・4-7 |
わたしは顔を隠さずに、嘲りを受けた。 |
イザヤの預言 |
50・4主なる神は、弟子としての舌をわたしに与え |
答唱詩編 |
詩編22・8+9、17+18、19+20、23+24 |
わたしの神、わたしの神、どうしてわたしを見捨てられるのか。 |
詩編22 |
22・8わたしを見る者はみなあざ笑い、 17犬がわたしを取り囲み、 19彼らはわたしの衣を分け合い、 23わたしはあなたの名を兄弟に告げ、
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第二朗読 |
フィリピ2・6-11 |
キリストはへりくだった。このため神はキリストを高く上げた。 |
使徒パウロのフィリピの教会への手紙 |
2・6イエス・キリストは、神の身分でありながら、 |
受難の朗読 |
マタイ27・11-54 |
「キリストは人間の姿で」 |
マタイによる主イエス・キリストの受難 |
C そのとき、27・11イエスは総督の前に立たれた。 A 「お前がユダヤ人の王なのか。」 C イエスは言われた。 十 「それは、あなたが言っていることです。」 C 12祭司長たちや長老たちから訴えられている間、 A 「あのようにお前に不利な証言をしているのに、聞こえないのか。 C 14それでも、どんな訴えにもお答えにならなかったので、 A 「どちらを釈放してほしいのか。バラバ・イエスか。 C 18人々がイエスを引き渡したのは、 A 「あの正しい人に関係しないでください。その人のことで、 C 20しかし、祭司長たちや長老たちは、バラバを釈放して、 A 「二人のうち、どちらを釈放してほしいのか。」 C 人々は言った。 S 「バラバを。」 C 22ピラトが言った。 A 「では、メシアといわれているイエスの方は、どうしたらよいか。 C 皆は言った。 S 「十字架につけろ。」 C 23ピラトは言った。 A 「いったいどんな悪事を働いたというのか。」 C 群衆はますます激しく叫び続けた。 S 「十字架につけろ。」 C 24ピラトは、それ以上言っても無駄なばかりか、 A 「この人の血について、わたしには責任がない。 C 25民はこぞって答えた。 S 「その血の責任は、我々と子孫にある。」 C 26そこで、ピラトはバラバを釈放し、イエスを鞭打ってから、 A 「ユダヤ人の王、万歳。」 C 30また、唾を吐きかけ、葦の棒を取り上げて頭をたたき続けた。 32兵士たちは出て行くと、 A 「神殿を打ち倒し、三日で建てる者、神の子なら、 C 41同じように、祭司長たちも律法学者たちや長老たちと一緒に、 A 42「他人は救ったのに、自分は救えない。イスラエルの王だ。 C 44一緒に十字架につけられた強盗たちも、 45さて、昼の十二時に、全地は暗くなり、 十 「エリ、エリ、レマ、サバクタニ。」 C これは、「わが神、わが神、 A 「この人はエリヤを呼んでいる」 C と言う者もいた。48そのうちの一人が、すぐに走り寄り、 A 「待て、エリヤが彼を救いに来るかどうか、見ていよう。」 C 50しかし、イエスは再び大声で叫び、息を引き取られた。
51そのとき、神殿の垂れ幕が上から下まで真っ二つに裂け、 A 「本当に、この人は神の子だった。」 |