その日、アザルヤは、2火の中で、口を開いて次のように祈った。
「主よ、11あなたの御名のゆえに我らを決して見捨てることなく、 あなたの契約を取り消さないでください。 12あなたの愛されたアブラハムと あなたの僕イサクと あなたの聖なるイスラエルとに免じて、 あなたの憐れみを 我らから取り去らないでください。 13あなたはこの先祖たちに、 子孫を天の星のように、 海辺の砂のように増やす、と言われました。 14ところが、主よ、我らはどの民よりも少なくなり、 我らの罪のゆえに、今日、全地で卑しめられています。 15今や、高官も預言者も指導者もなく、 焼き尽くす献げ物もいけにえも供え物も香もなく、 憐れみを得るために献げ物を御前に供える所もありません。 16ただ、砕かれた魂とへりくだる心をもつ我らを受け入れてください。 17焼き尽くす献げ物の羊と牛のように、 幾万の肥えた小羊のように、 今日の我らのいけにえが、御前に受け入れられますように。 あなたに従う我らの歩みを全うさせてください。 あなたに信頼する者は辱められないからです。 18今や、我々は心からあなたに従い、あなたを畏れ、御顔を求めます。 19我らを辱めず、 むしろ、寛容と豊かな憐れみをもって 我らに臨んでください。 20驚くべき御業をもって、我らを救い、 主よ、御名の栄光を輝かせてください。」
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